2018.12.18 前世療法
「幸福だった時代に戻る療法 ーー幸せを胸に宿らせて生きる」
先日「幸せに生きた前世を体験する」という前世療法をしました。
クライアントのM様は60代女性。
M様は、
ともかく私からヒプノセラピーのセッションを受けたい
といって私のカウンセリングルームをご訪問くださいました。
ともかく私からヒプノセラピーのセッションを受けたい
といって私のカウンセリングルームをご訪問くださいました。
できれば前世療法を受けたいとおっしゃいます。
「以前他の方から年齢退行のセッションを受けたけれど
私には何も見えなかったの。
こんな私でも、前世、見えるかしら」
私には何も見えなかったの。
こんな私でも、前世、見えるかしら」
とおっしゃいます。
「大丈夫ですよ。
すぐに見えなくてもじっくり感じていけば、
だんだん見えてきますよ」
すぐに見えなくてもじっくり感じていけば、
だんだん見えてきますよ」
とひとまず安心していただいてカウンセリングを始めました。
セラピーの前のこのカウンセリングはとても大切です。
セラピーで、
クライアント様が本当に欲しいものを
受け取っていただきたいからです。
クライアント様が本当に欲しいものを
受け取っていただきたいからです。
M様にお悩みを聞くと
「私は自分が何が向いているか知りたいの」
とおっしゃいました。
M様のお話はこうでした
M様はずっと家業の商売を継いで今までやってこられました。
しかし若い頃に2年間保育士として働いたことがありました。
「家業を継ぐために辞めたけれど保育士の仕事は楽しかった。
家業も一生懸命やって新しいことにも取り組んで業績も伸びたけれど、
本当は保育士の方が自分に向いていたのじゃないかと思う」
本当は保育士の方が自分に向いていたのじゃないかと思う」
とおっしゃるのです。
そして
「『ハイヤーセルフ』をやってほしいの。
『ハイヤーセルフ』と私も繋がりたいの」
とおっしゃるのです。
そのM様の言葉に私は、
「やりたいことを続けられなかった悔しさ」
を感じました。
家業を今も運営なさっているM様は、
転職したい訳ではないのです。
「ハイヤーセルフに繋がりたい」
とおっしゃるM様に、
現実に何かに苦しさを感じていて、
救いを求めているようにも感じました。
救いを求めているようにも感じました。
その苦しさを解きほぐすために
数回セッションを受けていただきたい
と思いました。
数回セッションを受けていただきたい
と思いました。
でも、まずは癒しを受け取っていただきたい。
私は
「やりたいことをやれて幸せだった前世に戻る」
というテーマでの前世療法をご提案させていただきました。
M様の前世療法が始まりました。
M様が最初に見たシーン。
M様は紺のスカートに白の半袖ブラウスを着た大人の女性でした。
そこは教室でした。
小学生低学年の生徒がいました。
生徒は泣いています
「先生行かないで」
「ずっとここにいて」
そういうシーンからM様の前世は始まりました。
M様の前世の名前は「ユキコ」。
ユキコさんは小学校の教師をしていました。
「時代はよくわからないけれど随分昔みたい」
とM様がおっしゃいます。
とM様がおっしゃいます。
子供達はみすぼらしい身なりでしたが、
可愛い子供達で、ユキコ先生を慕っていました。
可愛い子供達で、ユキコ先生を慕っていました。
子供たちと校庭で走り回ったり
教室で勉強を教えたりのシーン。
教室で勉強を教えたりのシーン。
ユキコさんはとても幸せでした。
子供達が可愛い。
子供たちが慕ってくれます。
目を閉じて話すM様もとても幸せそうです。
ところが子供たちとも別れがきます。
ユキコさんは結婚のために教職をやめることになったのです。
教室で子供たちが泣いています。
「先生行かないで」
「ずっとここにいて」
最初に現れたシーンはここでした。
ユキコさんは胸が締め付けられます。
「子供たちと別れたくない」
M様の閉じた瞼から涙が流れます。
しかし、ユキコさんは教師を辞めて結婚します。
ところが、
その結婚生活がまた幸せなのです。
夫も教師でした。
とてもやさしい人なのです。
二人で生活していたのは海の見える村でした。
二人には女の子ができました。
ユキコさんは教師を辞めていましたが、
その子を育てることにまた幸せを感じていました。
その子を育てることにまた幸せを感じていました。
娘はとてもやさしい子で、
夫がいない間も、
その子といるのがとても楽しく満ち足りているのです。
夫がいない間も、
その子といるのがとても楽しく満ち足りているのです。
ある日、夫の父親がやってきました。
「こんなところで暮らしていないで皆で家に戻って来い」
と言いにきたのです。
と言いにきたのです。
ユキコさんは居丈高な夫の父親を
とても怖がっています。
とても怖がっています。
夫は悩みました。
でも夫は実家に帰らないことを決めてくれました。
また幸せな生活が続きます。
そして年月が過ぎ様々なことが起こります。
夫の実家に帰ったり、
夫が働けなくなったり、
とても貧しい暮らしをしたり、
そして夫も亡くなります。
色々なことがありましたが、ユキコさんは幸せでした。
夫と娘が優しかったからです。
孫も可愛いのでした。
貧しくなっても、
不便な生活になっても、
ユキコさんは幸せの中に居ました。
不便な生活になっても、
ユキコさんは幸せの中に居ました。
そんなユキコさんにも
死ぬ時がきました。
死ぬ時がきました。
ユキコさんはそばで泣いている娘に
「ありがとう」
と言って亡くなっていきました。
「ありがとう」
と言って亡くなっていきました。
前世療法では、
前世を終えた魂は中間世というところに行きます。
前世を終えた魂は中間世というところに行きます。
そしてそこでハイヤーセルフ
(守護霊とも言います)と対話をします。
(守護霊とも言います)と対話をします。
ハイヤーセルフとゆっくり対話をした後、
M様は現世に戻ってこられました。
M様は現世に戻ってこられました。
戻ってきたM様は、しばらく目を閉じたまま、幸せの余韻に浸っておられました。
「やりたいことをやれていて幸せだった時代」
というM様の要望に、
というM様の要望に、
潜在意識は、
好きな仕事をしていた、
その後の家庭生活も幸せだった、
という前世を
もう一度体験させてくれました。
あなたはこう思いませんか?
Mさんは幸せだった前世をに比べて
今の人生を悲しく思うんじゃないか?って。
今の人生を悲しく思うんじゃないか?って。
そんなことはないんですよ。
自分にもあんな時代があったんだ〜というその幸福感は
本当にあったことのように心と体に残るのです。
潜在意識にとっては現実・非現実という区分けは
重要ではないのです。
好きなことを十分やれた満足感、
みんなから大事にされ、愛された幸福感、
それらはリアルな体験に近い感覚でM様の中に残ります。
そしてそれは今後M様の
「本当に自分を愛する心」
を育てる力になります。
「あたしね、息子がいるんだけれど、
息子はキツくって、全然優しくないの」
前世療法の後、
M様は初めて今の本当の悩みを打ち明けられました。
M様は初めて今の本当の悩みを打ち明けられました。
「けれどね、みんなで優しく生きていた前世の時、
あたしもやさしい気持ちだった。
あの気持ちを忘れない」
M様のステキな言葉でした。
あなたにご提案です。
前世療法でなくても
自分で自分を幸せにしてあげませんか?
こまめに幸せな気持ちを
味わいませんか?
好きな音楽を聞く、
好きなものを見る、
好きなものを食べる、
幸せになれる言葉を読む
そしてその幸せ感を体の中で広げて行きませんか?
そうやって自分を大切に幸せにしてあげて!(^^